まずは、依頼者の希望に沿って離婚回避で対応を始めましたが、相手方の意思は固く、調停委員と意見を重ねるに従って、妻との関係修復が厳しいことに冷静になればなるほど強く気付かされました。
そのため依頼者は関係修復が厳しいので離婚をする決意をしました。一方で、できる限り多く子どもと会える状態を目指した面会交流を獲得して欲しいという要望をいただきました。
とてもハードな依頼者の要望ではありましたが、看護権と親権を主張した弁護士の粘り強い交渉で、裁判所、そして妻側が依頼者側の言い分を認め、月2回、朝から晩まで、内1回は依頼者と1泊できる条件の面会交流が実現できました。