相談者は数年間,妻と険悪な関係を続け,婚姻関係を続けることに限界を迎えたため,妻に離婚を申し込みました。離婚には妻も応じたことから,妻と別居して,離婚の際の条件の話合いをしましたが,折り合いがつかず,当事務所にご相談くださいました。
相談者が妻に提案していた条件は,妻にとって悪いものではありませんでした。妻が,子どもたちの親権者となるという話になっていたことから,将来の子どもたちにかかる費用を心配して,過剰な条件を主張していたことが,条件の折り合いがつかない原因でした。弁護士は,相談者の提示した条件が適正なものであるということを妻に分かってもらうために,調停を利用することをお勧めしたところ,当事務所ご依頼くださいました。