弁護士園田由佳が、9/3放送の『Live News イット!』で取材を受けました
弊所所属弁護士園田由佳は、2024年9月3日放送のフジテレビ『Live News イット!』の取材を受け、いわゆる「死後離婚」、姻族関係終了届についてコメントしました。
近年増加傾向にある姻族関係終了届ですが、この手続きは、配偶者と死別した後に、その配偶者の親族の方との姻族関係を終わらせるためのもので、メリットは、義両親らに対して扶養義務を負うかもしれない可能性からの解放など。配偶者との関係性には一切影響しないため、遺産分割で受け取った遺産を返金する必要はなく、遺族年金が受け取れなくなるようなこともありません。そのため、義両親等との関係性に悩む方がこの手続きを選択されるケースが少なくありませんが、この手続きによって終わるのは、あくまでも配偶者と死別してしまった一方配偶者とその姻族の方との関係性のみで、子ども(義両親側から見ると孫にあたります)と義両親は血族としての関係性がその後も続くため、姻族関係終了届を出すことによる子どもらへの影響も十分考慮して選択されるのが大切です。
義実家と縁を切りたい…配偶者との“死後離婚”に注目「しがらみから解放」生前贈与受けた場合はトラブルも|FNNプライムオンライン
投稿者: