妻の浮気で離婚。裁判をせずに、妻と不貞相手から相場以上の慰謝料を獲得した事案
〈事案〉
相談者は30代の男性です。妻の様子がおかしく、妻が浮気をしていると思うという相談を受けました。しかし、そのときは決定的な証拠がありませんでした。
そこで、まずは具体的な証拠集めの方法をアドバイスしたところ,後日妻が会社の上司と浮気していることが判明しました。
〈解決〉
浮気相手の男性にも家庭がありましたので、最初の接触は直接会うという方法をとりました。こちらから内容証明を送れば相手の家族に知られたりするリスクがあるため、その点について浮気相手の男性に配慮すると同時に、言い訳を考える時間的余裕を与えないというメリットもあるからです。そして、相手の家族に最初の接触で知られないようにすることで、相手は「家族に知られないうちに解決したい」と考えるので話し合いでの解決を図りやすくなるというメリットもあります。
その結果、裁判になった場合にかかるであろう弁護士費用や裁判回避のメリットを考慮させ、通常の慰謝料相場よりも高い慰謝料を獲得することに成功しました。もちろん浮気相手の男性にとって、家族に知られることなく解決できるという点もメリットだったからこその結果です。ご依頼から解決まで約2週間のスピード解決となりました。
不倫相手への慰謝料請求はまず最初に内容証明郵便を送ってから進めるという方法が一般的ですが、その方法では今回の解決はあり得ませんでした。内容証明郵便をどのタイミングで送るのか、どこに送るのか等は、具体的な状況に応じて決めていかなければなりません。
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