〈事案〉

相談者は,18年ほど前に妻と結婚した男性です。結婚してすぐに長女が誕生しましたが,その後すぐに妻は相談者に対して冷たい態度をとるようになりました。
そして,15年以上も,妻から冷遇され続けましたが,長女のためにと我慢し続けてきました。長女の大学入学を機に,妻との離婚を具体的に考えようとしましたが,妻は,相談者に安定した収入があることから,離婚の意思は全くありませんでした。

 

〈解決〉
相談者は,当事務所のバックアッププランを選択しました。
まずは,妻と別居すべく,弁護士と綿密なやりとりをしながら,別居の準備を整え,スムーズに別居を実現しました。
別居した後は,妻との間で離婚の話し合いを持ちました。この話し合いにあたっても,弁護士から,離婚に伴う財産分与や慰謝料などの法律関係の整理と,それを踏まえての話し合いの方向性の助言をもらい,話し合いは優位に進みました。
その後,妻が感情的になるなどして,相談者自身では手に負えない状況になったため,弁護士が正式に代理人として間に入ると,徐々に妻も落ち着きを取り戻し,離婚の話し合いはスムーズに進みました。
このようにして,相談者は,相談から数か月で,妻と協議により離婚を成立させることができました。

 

投稿者: ガーディアン法律事務所