妻の妊娠中から不倫をしていた夫と離婚出来た事案
<事案>
依頼者は30代の女性です。
依頼者は2年程前に夫と結婚し,子どもがうまれましたが,妊娠中から,夫が仕事の帰りが頻繁に遅くなったり休日出勤したりしていたため,夫に不満を抱いていました。そして,あるとき夫が不倫した男性芸能人のニュースを見て,その男性芸能人をかばうようなことを言ったことをきっかけに夫の不倫を疑い,夫の持ち物を探してみたところ,夫が不倫していると思われる証拠を見つけました。依頼者はすぐに夫を問い詰めたのですが,夫は否認し続けたので,子どもを連れて実家に帰り,夫とは別居しながら離婚の話を進めるべく,当事務所に相談するに至りました。
<解決>
依頼後,まずは夫に当方の主張を説明することにしました。依頼者が持っていた夫の不貞の証拠は,夫の不貞の事実を証明することまではできないという程度のものでしたが,夫の弁解がどうしても信じられないことを理由とともに繰り返し強調しつつ,夫と話していきました。その結果、夫に不貞の事実を正直に認めさせることができました。その後は,夫との間の離婚の条件交渉はスムーズに進み,夫からは適正な養育費と十分な慰謝料の支払い,適正な財産分与の各約束について,公正証書にすることができ,依頼から2か月も経たずに,無事依頼者は夫と適正な条件で離婚することができました。
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