精神疾患を患う夫と離婚出来た事案
<事案>
依頼者は、夫と子ども2人の4人で暮らしていました。
依頼者は夫から家事ができていない、子育てが不十分であるなどモラハラ的な発言を受けて来ましたが、子どものためと思い我慢して生活を継続しました。しかし、夫が精神的疾患を抱えて退職をして家にいるようになってからは、子どもらに対しても悪影響を与えるようになり、現状を何とかしたいという思いで相談に来られました。これまでの経緯から夫とは怖くて直接話ができないが,別居をして今後のことについて話し合いをしたいということで,弁護士を入れることとなりました。
<解決>
依頼者は、当初は離婚するか否かを決めかねていましたが、別居後に子どもの生活状況が安定したことから、改めて離婚をしたいと思うようになり、離婚の話をすすめることとなりました。しかし、夫は離婚を拒否し、もどって来て欲しいという主張を繰り返しました。夫は精神的な疾患もあったことから、話し合いをすることは普通の人以上に困難でしたが、粘り強くこちらの主張を伝えた結果、最終的に離婚を受け入れてもらい、財産分与や年金分割等の手続きも無事に盛り込んだ形で調停離婚することが出来ました。
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